ロードバイク3台と3人、普通のフリードだけどできるかなぁ…?
ロードバイクのフレームが大きいから載せきれるか心配…
趣味でロードバイクに乗っており、車に積んで移動することも多いので、このような心配を自分自身がずっとしていました。所有しているホンダ・フリードはファミリーユースなので、フリード+やフリードスパイクのような積載力がないのではないかと。3人3台のトランポなど夢幻ではないかと。
もちろん、車外積載の方法も取れるので、運ぶことに主眼を置けばできます。が、できるならみんなのロードバイクも車内に積んで移動したいじゃないですか?
ということで、先日友人を巻き込むことができたので、
- どノーマルなフリードで、
- 大人3人
- ロードバイク3台
実際どうなのか?ということを試してみました。
はじめに
結論
Q. 実際、3人3台の積み込みで、普通のホンダ・フリードで運用できるのか?
⇒ できます!
車と乗員とロードのスペック
車
- ホンダ・フリード(2019年10月型、6人乗り、キャプテンシート)
- ガソリン車
「ちょうどいい」がキャッチフレーズのコンパクトミニバンです。
乗員
- 自分:身長180cmオーバー
- 友人A:身長180cmオーバー
- 友人B:身長は日本人男性の平均ほど
割と背が高い乗員構成になってます。なので、自然とフレームサイズが大きくなります。
ロードバイク
- 自分:GIANTのロードバイク。フレームサイズはML
- 友人A:GIANT基準にすると、フレームサイズはMLに近い
- 友人B:GIANT基準にすると、フレームサイズはSに近い
自分のロードバイクがGIANT製なので、サイズ基準はGIANTのものを使ってます。おおよその目安にしていただければと思います。
積み方
フリードの準備
前提
運転席側に積載するように実験したので、これに倣って書いていきます。
3列目シートの操作
助手席側3列目のシートを格納する。持ち上げ式です。
2列目シートの操作
- 運転席側2列目シートを、めいっぱい前に出す。
- 運転席側2列目シートのヘッドレストを取り外す。
- 背もたれを、めいっぱい倒す
- 3列目シートの座面とくっつくように、シートを後ろにスライドさせる
シートレイアウトのイメージは次の図のような感じです。(左から運転席、2列目、3列目の順)
なお、取り外した2列目のヘッドレストは、3列目シートの下に入れておけばいいと思います。
ロードバイクの積み込み
- 自分と友人Aのロードバイクから、前輪後輪を外す。
- 運転席側の2列目3列目シートに載せる
- 友人Bのロードバイクは両輪つけたまま、2列目シートの間に後輪を通す形で積載
前輪後輪を外す、というのはロードバイクに乗る人であれば知識があると思うので省略します。わからない人は、知人やネット、自転車を購入したショップで聞いてくださいね♪
運転席側の2列目3列目シートに載せる
自分と友人Aのロードバイクは、2列目3列目をくっつけたシートの上に、右のスライドドアから載せていきます。まず、1台目を載せた時のレイアウトです。
次に、2台目を載せます。その際
- フレームの前後が互い違いになるように
- ペダルがうまくスキマを通るように
以上のことを注意しながら、載せるようにしました。2台目を載せた時のレイアウトです。
2列目シートの間に後輪を通す形で積載
友人Bの自転車は、2列目シートの間の通路を利用して載せます。ペダルやチェーンがシートにぶつからないように注意しながら載せました。3台目を載せた時のレイアウトがこちらです。
外したホイールなどは、リフトアップした3列目シートの下にスペースがあるので丁寧に積みましょう。
これで、一通り積載完了となります。
実際の積載状態
実際の積載状態を、写真に撮りましたので掲載しておきますね。
撮影
シートの状態
撮影した時のシートの状態は次の通りです。
- 運転席、助手席は一番後ろまでスライド
- 助手席側2列目シートは少し前に出している
2列目も一番後ろまで下げられるのですが、リクライニング幅が小さくなるので快適性を考えて少し前にしています。ただ、運転席・助手席を少し前に出してあげるだけでも2列目の快適度合いが変わるので、ここは検討の余地がありそうです。
ちなみに、運転席側はリクライニングが(ほぼ)できなくなります。長距離移動の時は注意が必要ですね。
保護について
車内の保護
積み込む前に、
- フレームやホイール、ペダルの汚れを落としておく。
- (おススメ)チェーンカバーをつけておく
汚れ落としはMustですね。自分の車ならともかく、他人の車でやったら下手したらブチ切れられてもおかしくないレベル。チェーンカバーについては、真ん中を通す自転車だけでも最低限やっておきたいところ。2列目シートとどうしても接触しそうになりますからね。
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養生については、好みがあると思いますのでお好きに傷や汚れが付かないように各々が取り組めばいいと思います。私はシートに毛布を掛け、床にブルーシートを敷く形をとっています。
自転車保護・固定
固定は、二列目・三列目に手すりがあるので、それらを利用してひもを通すなどして固定してください。私は、それに加えてシートベルトを、少しだけでもいいから、より固定されることを期待して使ってます。気持ち、安定感が増します。
保護については、自転車間に毛布を挟むなどするといいと思います。普段のトランポとあまり変わらないイメージです。
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最後に
ほぼほぼ最大値のフレームであっても載せることができることが実証できました。ということは、私たちよりフレームサイズが小さいロードバイクに乗られている方は、問題なく積載することができてしまうことになりますね!
3人3台の積載が可能になると、トランポでの活動の幅が大きく拡がりますので、より一層ロードバイクでの活動が楽しくなるかと思います。移動中の通り雨も気にならないです!
そして、ノーマルのフリードを使っているので、自転車に乗らない時は6人乗車もできて、普段使いにもちょうどいい。車中泊とかしないのであれば、フリード+などではなく、キャプテンシート版のフリードを選択する。大いにありだと思いますね。
今回のチャレンジで、フリードはさらに好きな車になりました。
ぜひご購入の際はお近くのホンダのディーラーへ(おい)
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